紫外線殺菌装置

＜サニトロン>

◆波長253.7nmの紫外線を照射して、流水中のバクテリア、カビ、藻類、細菌、その他の微生物を死滅させる、流水式殺菌装置です。
◆高い殺菌効果は大腸菌、ビブリオ菌、酵母、藻類、ウイルス、エイズウイルス、レジオネラ菌などあらゆる菌種に対応し、しかも、対象菌に抗耐性を生じさせません。
◆一般細菌に対する殺菌力は、大腸菌に対する殺菌能力のほぼ半分です。通常2時間に1回は殺菌器内に水を通して処理します。
◆許容使用水圧0.294Mpa（3kgf/c㎡）以下で使用してください。

【サニトロンの構造と原理】

紫外線ランプは石英ガラス管で保護しています。反応槽内面は精密研磨したステンレス製又はチタン製で、放射される紫外線をムダなく利用し、殺菌効果を高めています。（101G,151Gはガラス製）

＜ユーゾン＞

◆紫外線とオゾンを同時に発生させて、それぞれの殺菌効果を相乗的に利用する、ユニークな流水式水殺菌装置です。
◆有機性汚染物の除去にも威力を発揮しますので、汚れの強い水でも使用できます。また、脱臭・脱色力にも優れています。
◆薬品などによる殺菌とは異なり、無害で二次汚染の心配がないばかりか、処理水中の溶存酸素が増加するため養殖用水など最適です。
◆許容使用水圧0.098Mpa(1kgf/c㎡) 以下で使用してください。

【ユーゾンの構造と原理】

紫外線ランプを中心に空気が流通する内管と、水が流通する外管の二重構造になっています。波長184.9nmの紫外線によってオゾンに変わった内管の酸素は、外管底部の散気管から水に溶け込み、波長253.7nmの紫外線によって殺菌します。